2023年最新版【オーストラリアで働く!】条件や必要な手続きとは?

2022年4月、オーストラリアへの渡航再開以降、世界中から多くの留学生やワーホリ渡航者が集まっているオーストラリア。「出稼ぎワーホリ」なんて言葉が生まれるほど、日本からオーストラリアに渡航する人も増え続けています。
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  • オーストラリアで働くには、どんな手続きが必要??
  • 誰でも働けるの?
  • どんな準備をしておいたら良い?

そんな疑問にお答えします!

オーストラリアで働くための心構え

2022年春以降、オーストラリアでは「仕事選び放題」「時給も高い」と、夢のような声を聞きつけて多くの若者が渡航しています。しかし、気を付けないといけないのは、状況は刻一刻と変化しているということです。

為替も物価も、乱高下が激しい2023年現在、「出稼ぎワーホリ」という言葉だけを信じて渡航するのはおすすめしません。実際に2023年2月現在、仕事は選び放題ではないし、人口の増加により家探しが大きな課題となってきています。そして、これからも状況はどんどんと変化していくことが予想されます。

世界中から人が集まる魅力的な国オーストラリアで、海外生活・留学を成功させるために意識しておきたいポイントは3つ!

  1. 渡豪の目的は明確になっているか?? やりたい事・就きたい仕事・取りたい資格を明確に!
  2. 留学のゴール(目標)は決めた?? 留学を通してどんな自分になりたいのかを考える!
  3. 留学後のキャリアは考えている?? 帰国後はどんなキャリアに就きたいのかを明確に!

目的や目標、将来設計が明確な人ほど、それに向かって行動し、有意義な時間を過ごすことができるものです。

ワンパスでは、ただ渡航手続きをサポートするのではなく、渡航後のその先を意識したカウンセリングを行っています。それは、スタッフ全員が、過去に多くの留学失敗者を目の当たりにしてきている、留学経験者だから!

時間とお金をかけて留学をしたのに、後悔しか残らない・・・。そんな留学にならないようにしっかり考えながら、手続きを進めていきましょう♪

オーストラリアで働くために必要なビザ

まず、オーストラリアで仕事をするには、就業が認められたビザを持っていることが条件となります。ビザの種類は以下の通りです。

  • ワーキングホリデービザ (18歳~30歳まで)

-最大3年間延長可能
-就労無制限
-就学17週間
-同一雇用主の元で最大6か月(2023/7更新)

  • 学生ビザ(年齢制限なし)

-就学期間中滞在可能
-就労2週間で48時間(2023/7更新)
-学業がメインとなる
-同一雇用主の元での制限なし

  • 卒業生ビザ

-オーストラリアでSkilled Occupation List(SOL)記載の職業を学ぶコースに2年以上就学
-Bachelor(学士)以上のDegree(学位)を取得可能なコースを修了
-IELTS6.0以上
-18か月から最大4年間滞在可能-就労無制限

  • ビジネスビザ

-企業がスポンサーとなり取得
-6か月から4年滞在可能
-就労無制限

  • 永住ビザ

-地方移住技術就労者・技術独立者・配偶者
-国民保険に加入できる
-就労無制限
-永住者向けの時給がある
-学費が安くなる

留学・海外生活を目指すなら、まずはワーキングホリデー・学生ビザを取得し、渡航するのが一般的となります。

オーストラリアで働くための手続き

入国後、仕事を開始する前に必要な手続きをご紹介します。

オーストラリアで仕事をしてお給料をもらう場合、銀行振り込みでのお支払いがほとんどなります。まずは、現地での銀行口座の開設を進めましょう。

<銀行口座の開設>

銀行口座の開設は渡航後6週間以内であれば、パスポートのみで手続きが可能ですが、それ以降はクレジットカードや運転免許証など、提出する必要書類が増えてしまうのでご注意ください!

口座開設の方法は2つ!

  • 日本でオンライン申請手続き➡到着後に銀行支店にて本人確認➡口座開設
  • 到着後、直接銀行支店窓口にて口座作成・開設

<Tax File Numberの取得>

オーストラリアで働くには、TFN(納税者番号)の取得が義務付けられています。

オーストラリアの税務署「ATO : Australia Taxation Office」のホームページより申請が可能です。

オンライン申請完了後、28日以内に、オーストラリア国内の滞在先住所へ書面が届きますので、受け取りが可能な住所を記載しましょう。

書面が届くまで28日間も、面接を受けたり、働き始めることが可能です。現在TFNを申請中であることを雇用主に伝えましょう。

One’s Passportの ワーホリ専用サポート 〉なら、これら全ての手続きのガイドブックを無料でお渡し!初めての海外生活でも大安心。カウンセラーと一緒に準備を進めましょう!

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ATO TFN application or enquiry

<Superannuationの登録>

ワーホリなどの一時滞在者で、意外と知られていないのがSuperannuation(スーパーアニュエーション)です。日本でいうところの厚生年金にあたるもので、TFNを取得していれば、学生やワーホリビザでも利用が可能です。

スーパーアニュエーションは、日本同様、雇用主が給与のほかに支払わなければいけない義務があるため、新しい職場に移動した際は、TFNと一緒にSuperannuationの情報も伝えましょう。

※2023年現在、雇用主が支払うSuper guarantee (SG) rateは11%(2023/7更新)、2025年までに12%に増えることが発表されています。

スーパーアニュエーションに登録する際、どこのSuperfund(年金基金)に登録するかを選ぶことになります。最初の雇用先が指定したfundに決める人もいますし、自身でfund先を選択することもできます。それぞれのfundで運用条件が異なるので、しっかりと確認してから登録しましょう。

<Superannuationの返金>

ワーホリや学生ビザでの一時滞在の場合、日本に帰国する際に積み立てた年金を引き出すことが可能です。積立額より課税対象額を差し引いた残りの年金を引き出すことができるので、ワーホリ3年間、たっぷり働いた人にとっては大きな貯蓄となるのではないでしょうか。

引き出しの条件は、

-今後、オーストラリアで働く予定がないこと
-帰国後(ビザ失効後)5年以内に返金の手続きすること
-永住ビザ・ビジネスを取得していないこと

※もしも万が一、引き出しを忘れて5年が経過した場合、積み立てがなくなることはありません。日本の年金同様に65歳になった際に受け取ることができます。

オーストラリアでお仕事を探す方法

必要な手続きが済んだら、早速お仕事を探しましょう!

オーストラリアのお仕事探しの方法は主に4つ。

  • 知り合いなどからの紹介
  • ネットの求人サイト
  • 自分で出向き、履歴書を配る
  • 受けたい企業のHPや電話から直接応募

特に多いのが、知人などからの紹介=コネです。信頼をしている人の紹介なら間違いない!そんな文化があることから、コネ入社が盛んです。そうなってくると、ワーホリ初期の学校選びは学校卒業後の就職活動においてとても重要なコネクション作りの場になります。
卒業後の環境に活かせる学校なら、One’s Passportオーストラリア専門カウンセラーTomomiまで!

ネットの求人サイトは、一番情報量が多く留学生にとっては便利なツールとなります。しかし、海外のネットサイト内では、詐欺も少なからず横行しています。面接前に金銭の授受など決してありませんので注意しましょう!

レストランやカフェ、ショップなどの場合、お店の窓や外壁に求人情報が貼られていることも珍しくありません。街中で気になるお店を見つけたら直接履歴書を渡してしまうのもおすすめです。

一般に求人として出ている雇用形態は3種類

  • フルタイム(正社員)
  • パートタイム(アルバイト)
  • カジュアル(臨時雇用)

ワーホリビザであれば、パートタイムの仕事や、カジュアルの仕事の掛け持ちなどがおすすめです。ただし、カジュアル雇用は時給が高い分、雇用が確約されていないため、突然翌日から仕事を失ってしまうといったケースも・・・。面接時に、雇用の条件、国の最低賃金が守られているか($23.23/2023/7更新)をしっかり確認してから契約しましょう。

※現地で面接を申し込むなら、英文履歴書は必須!国ごとに必要な項目をカバーして、効果的な履歴書作りしておきましょう!!

One’s Passportの ワーホリ専用サポート 〉なら銀行口座開設マニュアル・現地納税手続きマニュアル・英文履歴書作成マニュアル/そのまま使えるテンプレート・暮らしの情報サイトリストなどワーホリに必要なガイドブックや資料を無料でお渡ししています。

安心して現地生活をスタートさせるサポートを利用して、渡航前の自身の英語学習やその他生活の準備を余裕を持って行い、ワーホリを成功させましょう!