近年、カナダ国内のインフレによって、特にバンクーバーやトロントなどの大都市では家賃や食費が大幅に上昇しています。留学に行く夢は諦めたくないけれど、円安もあるし心配ですよね。
そんな方にお勧めなのは、留学先の穴場スポットカルガリーです。
カルガリーはカナダ国内第5の都市として知られています。ロッキー山脈の麓にある街で美しい自然に囲まれていながらも、ダウンタウンや交通期間なども発展している都会と自然が融合したすみやすい都市です。またバンクーバーやトロントと違い、街中で日本人留学生に出会うことは滅多になく、日本食以外のお仕事も見つけやすいことがカルガリー留学の魅力です。
今回はカルガリー留学がお勧めの理由の一つ、生活費についてバンクーバーとの比較をしながらご紹介していきます。
バンクーバーとカルガリーの生活費比較
外食費
食べるものによっても値段に違いがありますが、仮に2人分の夕食でドリンク2杯と食事をした際にかかる金額で比較した場合、全体で36.4%カルガリーの方が価格が安くなります。
ただバンクーバーは海が近くシーフードがすぐそばで購入できるので、海に面していないカルガリーと比べると、魚介類に関してはバンクーバーの方が安く食べられるお店が多いです。
滞在費
こちらは圧倒的に差が開いています。1ベットルームがついたアパートをダウンタウンに借りた場合、
バンクーバーでは$2,451なのに対し、
カルガリーは$1,552で、なんと36.7%もカルガリーの方が家賃を抑えられます。
ほとんどの留学生が利用する、ホームステイで比べてみましょう。
仮に同じ学校でバンクーバー校とカルガリー校を比較してみます。
1日3食付きシングルルームの場合、
バンクーバーでは1ヶ月$1140なのに対し、
カルガリーでは$1080なので、1ヶ月$60ドルの差が出てきます。
ほんのわずかに感じますが、3,4ヶ月ホームステイに滞在した場合を考えるとその差は留学生にとっては大きなものですよね。
こちらはシェアハウスについても同じです。やはりどのサイトをみても
カルガリーではシェアハウスをダウンタウン周辺で$700程度で見つけることができる一方、家賃が高騰しているバンクーバーではダウンタウンから離れた郊外&$1000でのシェアハウスが多いです。
税率
カナダでは国に払う税金(GST)と州に払う税金(PST)の2種類があります。GSTはカナダ国内どこでも均一なのに対し、PSTは州によって異なります。
バンクーバー | カルガリー | |
---|---|---|
PST | 7% | 0% |
GST | 5% | 5% |
最大税率 | 12% | 5% |
日本でも生活必需品には8%、それ以外には10%と分けられているのと同じように、カナダで物を購入する時はものによって税率が変化します。カナダ国内では5%が最低税率ラインです。
例えば、食料品を購入する際はバンクーバーとカルガリーどちらも5%のみの課税になりますが、家具家電を購入する際にはバンクーバーだと12%、カルガリーでは5%と異なります。
カナダ国内で同じ洗濯機を購入しても、どこの都市で購入するかによって値段が変わってくるのは面白いですよね。
光熱費
冬はマイナス30度にもなるカルガリーだけあって、光熱費はバンクーバーより高額になること多いようです。
冬の間、カルガリーの部屋は暖房設備が整っており半袖で過ごせるほどポカポカとしています。そのため光熱費は年間平均$289、バンクーバーで$120で2倍以上も差があります。
やはり冬の間の暖房料金はかなり値段が上がるという話をよく聞きます。
ですが、留学生が借りるタイプのシェアハウスやアパートでは大体光熱費込みの料金設定になっているので、湯船に浸かるために光熱費に怯えながら生活することはありません。
まとめ
今回の記事は、カルガリー在住でOne’s Passportカナダ専門カウンセラー私(Haruka)が担当いたしました!
実際にカルガリーに生活をしてみると、隣の州に旅行に行った際に表示されていた金額とレシートの金額がかなり異なっていることに毎回ドキっとします笑
カルガリーは、生活費以外にも日本人の少なさや生活のしやすさなど、留学生にとってたくさんの魅力がある都市です。
気になる方はぜひ、無料カウンセリングにてお気軽にお問い合わせください!