PACreate 最近日本人留学生の間で人気がある留学の種類にCO-OP留学というものがあります。
実は私立、公立問わずCo-opプログラムが提供されています。
今回はこのCo-opについて、私立と公立何が違うのかについて比較をしていきます。
Co-opとは？
Co-opとはカレッジのプログラムに座学＋カナダ就労が含まれているプログラムの事です。
カナダでは、基本的に学生ビザの場合週20時間までの就労が認められています。 ですがこのCo-op中の就労は週40時間まで認められます。 このプログラムでは、学校の座学で学んだ時間＝インターンシップ就労時間となっています。 学校で６ヶ月学んだら、６ヶ月間のカナダ国内での就労が認められるという訳です。
私立カレッジと
公立カレッジCo-op
本来Co-opは私立カレッジのみのプログラムでしたが、公立カレッジでもCo-opというプログラムを提供しています。
２つの違いをメリットデメリットに分けてみていきましょう！
私立カレッジCo-op
私立カレッジは専門スキルを身につける学校で、日本でいう専門学校近い学校です。 公立カレッジと比べて、比較的費用が安く、入学条件も低めに設定されています。そのため、留学生でも専門スキル獲得のために入学しやすく、学校卒業後にカナダ国内でも働けるため帰国後のキャリアアップやキャリアチェンジをしたい人におすすめです。 期間も半年〜2年など様々で、自分の留学プランに合わせてコースを選ぶ事もでき、さらにはDiploma資格まで取得が可能なコースがあります。
公立カレッジ
一方公立カレッジは、私立カレッジよりも高度な内容を学ぶ事が多いです。 私立カレッジよりもカナダ現地の生徒が多く、そのため入学条件の英語力はIELTS6．5以上などハイレベルに設定されている事がほとんどです。 また現地の学生も通う学校とあって、現地での知名度も私立カレッジより高い場合が多いです。 さらに卒業後のカナダ滞在方法として、ポストグラデュエーションといった、卒業後に就労ビザを取得できる制度があるので、特に永住権を目指している人におすすめです。
〈私立〉〈公立〉比較
こちらの簡単にまとめた表を見ただけでも、私立カレッジと公立カレッジのCoopにも差がある事がわかりますね。
とくに注目してほしいのは、費用の欄です。私立カレッジがCoop含めて2年なのに対し、公立カレッジだとCoop期間を含めても1年と半分の期間ですが、ほぼ同じ金額になっています。
「金額が安いなら安い方がいいじゃん！」
と思いがちですが、
「私立カレッジと公立カレッジはパン屋になるのとパン職人になるようなもの」
それくらいクラス授業のレベルが変わってきます。
もちろん私立カレッジも教育なので、基礎の重要な部分はしっかりと網羅されるようになっています。ですがもしその分野での経験があったり、すでに知識がある場合であれば、公立カレッジのように一つ踏み込んだ内容の講義を受けたいですよね。
また、公立カレッジでは特定のプログラムを受けると、卒業後に就労ビザを申請できるポストグラジュエーションというものがあります。
Coopではなく、１年間学校に行って卒業後１年間就労ビザで滞在という選択肢もありますよ！
こちらも学校に通った期間分の就労ビザがおりますが、２年間通った場合は最大の３年間分のビザがおりるようになっています。
学校に通ってから永住権狙いの方はほぼこちらの、２年間学校＋３年間現地就職を利用して永住権獲得しています。ただこちら、人生で1回しか申請できないビザになるのでいつ使うかは注意が必要です。
何を１番とするか
結局どっちに行ったらいいの..?
まず、自分の実力を考えてみましょう。
私立カレッジのように英語の条件レベルが低いからといって、誰しもがすぐに入学できる訳ではありません。
カレッジに入るまでにほぼ必ず語学学校に通って目標の英語レベルまで英語力を持っていきます。 もしご自身の英語力がまだ低い段階で、公立カレッジを目指した場合、かなりの語学学習時間が必要になってしまい、最悪留学プランを変更なんて可能性もあります。
次に考えるべきことは講義の内容です。
先に述べた通り、経験者や知識がすでにある人ならば私立カレッジは”幅広く基本的なことを習得する”ので物足りないかもしれません。英語力もどちらも選べるくらいあり、知識の獲得を最優先にするならば公立カレッジの方が詳しい内容をピンポイントで学ぶことができます。
まとめ
せっかくの人生一大決心の留学！心残りが内容にしたいですよね！自分にあったものはどれなのか、急がずゆっくりと決めていきましょう。
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